無いよりあったほうが良い。それが家庭用金庫の立ち位置

「まあ、無いよりはあったほうが良いよね」というのが口癖の人、たまにいる。それはズバリ私の夫だ。貯金?まあ、無いよりはあったほうが良いよね。FAX?まあ、無いよりはあったほうが良いよね。保険のオプション?まあ、無いよりはあったほうが良いよね。こんな調子なので、買い物に行くと大変だ。世の中には無いよりはあったほうが良いもので溢れているから、ついつい余計なものも購入してしまうため、出費がかさんでしまうのだ。

それでも「無いよりはあったほうが良い」には、「無い」により近いものと、「ある」により近いものがあって、さきのFAXとか保険のオプションなんかは、結果「無い」により近くなる可能性が高い。一方で貯金はもちろん「ある」により近いものである。

同じように、無いよりあったほうが良いものが他にもある。例えばそれは、家庭用金庫だ。まあ、金庫がなくても暮らしてはいける。生活に不便は出ないだろう。だけど金庫には、いざというときにはもちろん、いざというときじゃないときでも私達に安心感をくれるという役割がある。さらに我が家の金庫は防火金庫なので、もし火事が起きても財産を守ってくれる。やたら高額な火災保険なんかよりずっと安価で安心だ。

そういうわけで、「無いよりはあったほうが良い」とした買い物で失敗したことはたくさんあるけれど、もちろん金庫のように買って大正解だったということもある。

無いよりはあったほうが良い、それが家庭用金庫の立ち位置である。